2017年03月03日
■■ 歌は心で語り、唄うもの!! ■■
先に歌を唄うためには声の善し悪しではないと書きましたが、歌を唄うためには発声法や、呼吸法など難しいことが必要となります。
しかし、しかし、しかし、貴方が楽しみながら歌謡曲(演歌)を唄うために「発声法や呼吸法は必要ありません。
今の貴方のままで素晴らしい良い歌が唄えるのに、それを忘れて先に先にと行こうとしても一番大切な「こころ」を忘れては良い歌など唄えないからです。
貴方の個性の有るその声と、そして何よりも貴方は、「ことば」という素晴らしい自分の思いや心を伝える道具を持っているでは有りませんか、「ことば」は自分の思いを、喜びや悲しみ、怒りや憂い、慈しむ心、すべてを人に伝えます、貴方は普段何の不自由もなく何の不自然さもなく「ことば」で自分の「こころ」を人に伝えているでは有りませんか。
たとえば、女性の方で身体も小さく肺活量も少ない、ブレスが小さくてどうしてもフレーズの途中で息をしないと語尾まで一息で唄えないとか、語尾に余裕がなく息切れをしてしまう、このような方でも、普段大きな声で話をしていてもここで息をしなければ息が足りなくなるぞ、などと考えながら話をしている人などいませんね。
話をしている相手にも何の不自然さも感じさせずに、ごく自然に話が出来ますね、「歌は語れ芝居は唄え」と言う言葉があります、腹式呼吸などの難しい呼吸法を覚えなくとも、貴方が唄う歌の歌詞を良く読み、その歌詞の情景や、物語を貴方自身が自分の心で解釈して、その歌詞を自分の言葉として「語る」ことが出来たならば、誰の真似でもない貴方の歌、聞く人の心を揺する素晴らしい歌が唄えるはずです、そしてブレスが小さい、語尾に余裕がないなどの不自然さは無くなってしまうはずです。
Posted by 歌バカじいちゃん at 16:37│Comments(0)